クラブについて

京大OLCの歴史など、様々な情報を記載しています。

京大OLCの沿革

全般

1979年6月16日、京都大学生有志が集い、京都大学オリエンテーリングクラブが創部された。 初代部長は伊中禎之氏。 その後、1980年4月には関西学生オリエンテーリング連盟、 1981年12月には日本学生オリエンテーリング連盟が結成され、関西や全国の大学生、 また社会人と共に、オリエンテーリングを楽しむサークルとして活動してきた。 OB/OGに、鈴木康史氏(7期)、中村弘太郎氏(10期)、土屋周史氏(16期)、許田重治氏(20期)、 番場洋子氏(20期)、西尾信寛氏(21期)、宮内佐季子氏(23期)、西村徳真氏(26期)、関谷麻里絵氏(27期)、松下睦生氏(33期)、森河俊成・岩井龍之介(ともに38期)ら多数。
 

活動を共にする仲間

京大OLCには、いつからか京都女子大学の学生が活動に加わり、 1983年12月に京女OLCは関西学連に準加盟校として加盟した。 現在も一緒に活動している。
1989年7月には、一緒に活動していた奈良女子大学オリエンテーリングクラブが独立した。
他にも、京都工芸繊維大学(時期不明)、京都府立医科大学(00'~03')、 同志社女子大学(01'~04')、龍谷大学(01'前後)、同志社大学(05'前後)などの学生と活動を共にしていた。 2019年度には立命館大学の学生も加わり、新たな盛り上がりを見せている。
 

地図作成

大学近郊の吉田山、大文字山、宝ヶ池などのマップ作成に始まり、 霊山、青山高原、周山街道、上桐生などのマップを新規に開拓した。 また、蓬莱、天王山、葉隠甲賀、あいの土山などの作成や、上桐生の再リメイクも行っている。 2018年には、上桐生に隣接する平野エリアが新規に開拓され、竜王山西麓と拡大された。 京大吉田キャンパス内もOマップで網羅しており、2015年には京大大会の前日大会で使用された。
最近のもので、オリエンに使用できるものについては、地図販売のページを参照してほしい。
 

大会運営

関西学連の発足した1980年度から、関西学連の行事として練習会を開催。 1982年度からは、定期練習会(定例会)として、各校持ち回りで開くようになった。 これは1984年度あたりから定例戦として根付き、現在に至る。
1982年5月3日には、「おのぼりだいもんじ」で第1回京大大会を開いた。 これより後、「上桐生」で第18回大会を開くまで、 ほとんどがニューマップ(リメイク含む,16回大会は植生リメイクのみ)で京大大会は開かれた。 京大大会の開催は、一時期、不定期開催だった時期があるものの、ここ数年は毎年行われている。
詳しくは京大大会の歴史を参照。
また、これとは別に、過去には、関西学生有志の主催として、 蓬莱大会という大会が2回開かれ、これの運営に参画した。 2000年10月には、関西学生有志で、「榛原2日間大会」を「千本杉」で開催した。 また、関西学連の運営の一角として、ウエスタンカップリレーの運営にもたびたび加わっている。
さらに、1993年度からは京都カップの運営も何回か行っている。 2003、2011年度には、インカレ開会式の運営も担当した。 これら大学大会の運営以外にも大会/練習会などの運営は豊富で、 地図調査や運営などのマニュアル、ノウハウも多数蓄積している。
 

インカレ

京大OLCのインカレへの参加は、1979年度第2回大会@埼玉からである。 団体戦男子選手権では、当初はなかなか入賞するのも困難な状況であったが、 徐々に実力を付けていき、1990年度@岐阜には念願の団体戦ME優勝を果たした。 その後、1995年度@日光から2007年度までは毎年入賞を果たし、1996年度@奈良、2001年度@矢板、 2005年度@愛知と計4回優勝している。
団体戦女子選手権については、成績は安定していなかったが、 2002年度@愛知では2位入賞を果たしている。
個人戦男子選手権では、1996年度ショート@菅平で薛孝太郎氏(15期)が、 また、2005年度ミドル@愛知で大西康平氏(25期)が、2006年度ミドルで西村徳真氏(26期)が優勝している。 ロング(旧クラシック)でのチャンプは今まで出ていなかったが、2014年度ロング@福井にて松下睦生氏(33期)優勝した。
個人戦女子選手権では、2000年度クラシック@愛知、 2001年度クラシック@矢板で番場洋子氏(20期)が連覇、2002年度ショート@菅平、 クラシック@愛知と、宮内佐季子氏(23期)が2冠を達成している。 特に、2001年度クラシック@矢板では、 WE1~3位を京大勢が独占するという黄金時代を築いた。 2006年度ミドルから2008年ロングまでは関谷麻里絵氏(27期)がインカレ4連覇を果たすという偉業を成し遂げた。
また、2014年度はロング@あわら、ミドル@作手高原にて松下睦生氏(33期)が京大OLCとしては初の2冠を果たし、同年度、安中勇大氏(33期)、糸井川壮大氏(34期)とともにリレーでも準優勝を果たした。
選手権だけでなく、一般クラスでも毎年のように入賞者が出ていて、 クラブ全体の競技力は確かである。
 

夏合宿

1980年8月8~11日に八ヶ岳で開いたのが最初である。それから、 1981年の裏富士(山梨県側)で開いた以外は、毎年、八ヶ岳(長野県/山梨県)か、 富士(静岡県側)で開催している。八ヶ岳と富士を交互に開くことが多い。 1985年からは5泊6日で移動日に2日、メニューに4日を割くスケジュールになっている。
例年8月最終週に行われており、企画的なメニューと競技的なメニューが程よく組み込まれた和やかな雰囲気の合宿である。 メニュー最終日には京大杯、最後の夜には大コンパが開催される。
 

京大OLC規約

最新の京大OLC規約は次のものになります。→→→京大OLC規約


お願い:歴代京大杯1~3位のうち、1999年の女子だけが現在不明です。ご存知の方、情報提供をぜひお願いします。
京大OLCでは夏合宿のほかに、インカレ前に直前合宿を開いている。

以上、過去の「ペナルティ」(部誌)などの記録から作成。

クラブに関するお問い合わせの際は、以下のメールアドレスまでお寄せください。

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